お金の勉強を今すぐ始めるべき7つの理由と貯蓄できるようになる勉強法
あなたも将来のお金、心配ですよね。コロナウイルス感染拡大の影響で日本だけではなく世界的に経済が落ち込み、失業者も急増しています。その影響は深刻で、リーマンショックどころではなく、100年前、第一次世界大戦を引き起こした世界大恐慌並みとも言われています。
不況の中でも、大事なお金を守りながら確実に貯金を増やす方法
実は、そんな中でも、日本の日経平均や、アメリカのダウ平均株価など株式市場は史上最高値を記録しています。この半年間で投資を始める人も2倍に急増していますが、お金の勉強を全くしないで投資を始めるのは非常に危険です。ここでは老後の資金2000万円を確実に貯める方法と、あなたの大事なお金を守りながらしっかり増やしていく効果的な勉強法をお伝えします。
老後の資金2000万円が必要と騒がれ、不安を感じた
老後の資金2000万円が必要
あなたも政府から出てきたといわれるこの試算に不安を感じたかもしれません。でも、この数字って試算の根拠になる収入・試算・家族構成・ライフスタイルなどがかなりあいまいだったんですよね。どう控えめに言っても、一般論でしかなく、あなたにぴったり合うものかどうかは分かりません。とはいえ、
- 老後の家賃やローン、
- 生活費、
- 医療費、
- 介護、
- 保険
など、いざと言うときの備えは必要です。
2000万円は嘘だった!?本当に「あなたの老後に必要なお金はいくらかなのか」を知る
NHKテレビの朝イチでもやっていたのですが、しっかり専門家のアドバイスをもとに、「あなたの老後に必要なお金」を計算してみると、、
2000万円じゃなくてもいいと分かって、不安が解消されました!
と言う人も多いようです。
もちろん、なかには逆にもっと必要な人もいます。どんな人でしょう?
貯金だけでなく、お金を増やす投資術
さらに、お金を貯める、貯金するだけでなく、自分で増やすことも可能です。お金は貯めるだけではありません。投資信託などを利用して、自分でお金を増やしていくことも可能です。
国が推奨する投資制度で大幅に節税できる
そこで専門家のオススメが、国が制度を整えたIDECO(イデコ)とNISA(ニーサ)です。どちらも投資効果以外に、大幅な節税効果が期待できるので、これだけでも今すぐ、1日でも早く、今日から始めえてもらいたいほどです。
でも、利用の仕方にはポイントがあるんです
投資の3大原則を徹底解説
- 長期
- 分散
- 低コスト
この三原則を意識していただくことが大切です。 どういうことなのか徹底解説します。
コロナに負けない老後のお金の増やし方
新型コロナの影響などで不安が募る今だからこそ、得する老後のお金の増やし方たっぷりお伝えします。
新型コロナの影響で目の前のお金のやりくりも大変な一方で、老後の備えも早いうちからしておかないと大変なことになりかねない。じゃどっちをどれぐらい優先したらいいの??
悩ましいと思います。そのあたりのバランスをこのページではお伝えいたします。
家計簿アプリ利用者も急増中 でも、つけるだけだじゃ意味なし!
管理人も1月から家計簿アプリで家計簿を付け始めて気がつけば6ヶ月続いてる。でも、家計簿つけるだけじゃ貯金は増えなかったんです。お金の哲学、お金のルールをしっかり持って、それができているかをチェックするツールが家計簿と言うだけで、記録するだけではあまり意味がありません。。レコーディングダイエットとはちょっと違うんですね。
家計簿をつけて実際に節約効果を出して貯金を増やしていくには
- 家計簿をつけて
- つけた後に「お金の使い方が正しいか」を見直して、
- 翌月以降のお金の使い方に反映させる
といういわゆる事後チェックのステップが必要なんです!
面倒くさそうだけど、意外とそれほどでもなかった。でも、これをやるだけで、簡単にストレス無く節約できて、さっそく月2000円から積み立てでイデコ(iDeCo)始められました!来年には税金の還付金もあるみたいなので嬉しいです♪マネ活、楽しいよ♪だって毎月貯金増えるもん。
お金の哲学、お金のルール、お金の疑問
大事に使う
奥さん任せでお小遣い制
自分の趣味や好きなことにはしっかりお金を使う
子供の教育が重要
・・・
いろいろありますよね。
老後って何歳から?
ここがやっぱり人それぞれなんです。職業にもよりますよね。まず予め言っておきたいのが、去年、「老後2千万円必要だ」って言われて不安な思い強くした方もいると思います。けれども、必ずしも2千万円必要ではありません!
というのも、
- そもそも老後って何歳からなの?
- 家族構成も違う
- 収入も違う
- 持ち家?賃貸?
だから、それぞれ違うに決まってるんです。
じゃあ、私の老後に必要なお金2000万円じゃないなら、、実際いくらなの?
実際に「あなたにとっていくら必要なのか」計算する方法をお伝えいたします。
独身女性40代、年収200万円、毎月の手取り15万円でも老後に十分な貯金できる
契約社員として働くAさん。毎月の手取りは15万円。親からの遺産580万円の資産があります。今の給料で月の生活で一杯なので貯蓄なんてできない。Aさんは20代前半で離婚。一人娘を女手一つで育て、4年前に独立させました。今は家賃54000円のアパートで一人暮らしをしています。教育費の心配がなくなり、やっと老後のお金を考え始めた智子さん。まず始めたのが日々の暮らしの中の節約です。
買い物レシートを確認して無駄遣いをなくそう
と思うのですがなかなかうまくいきません。甘いものが好きなので、週末のごほうびについ買ってしまう。 他にもドラッグストアの安売りの日を狙って買い物をしていますが、それでも目標の2000万円には程遠く、どうやってためればいいのかも良くわからない。でもあと10数年後に老後は来る。 その不安解消しましょう。老後資産づくりに詳しいファイナンシャルプランナーいわきみずほさんに相談してみました。
これまで老後の資金はいくら必要なのかって考えたことありますか?
2000万円が目安?
数字が一人歩きしてしまった感はあるんですけど、この「老後に必要なお金」っていうのは人それぞれ違います。まずは自分の老後のお金がいくら必要なのか?ということを知らなければならない。これが大事なんですね。そこを一緒に考えていきましょう。
最初に人生プランを考える
老後のお金がいくら必要なのかということを知らなければならない。これが大事なんですね。そこを一緒に考えていきましょう。人生プラン計画表を使って、「将来自分がどうしたいのか」を確認していきます。
リタイアまでの年数から逆算する
「リタイアまであと何年ですか?」ってあります。これから何歳まで働くおつもりですか?
65歳までです。65歳まで。そうすると、、、65歳から今の年齢を引いて、現役年数があと17年。。
老後は何年?平均余命は?
次はリタイアしてから亡くなるまでの年数。参考までに、女性の二人に一人は93歳まで生きる。四人にに1人は98歳まで生きる、という統計データがあります。
95才。95ぐらいで見積もっておけば大丈夫。そこで95歳で亡くなると仮定して、仕事をリタイアしてからの年数は30年としました。
年収と老後に必要なお金を計算する
今後見込まれる年収は今と同じ180万円。そして、将来使うまとまったお金、一般的にはマイカーや住宅の購入資金などが当てはまります。Aさんの場合は娘の結婚式用を入れました。
老後のライフスタイルを考える
と、そこで、どんな項目をここに入れてしまっていいものなんでしょうか。「リタイアしてからのお楽しみ」ってすごく大事ですよね。今まで一生懸命、頑張って働いてきて、「これをリタイアしてから楽しもう」っていうための予算というのは、多いに入れていただきたいと思います。そこでAさんはコンサートだけでなく趣味の料理教室のお金なども合わせて、200万円追加することに。
退職金や年金収入を予測する
最後は一般的には退職金や資産収入・年金収入などを計算します。Aさんの場合は加入しているいる2つの保険の受取額を入れました。将来の生活を改めて見つめ直したAさんの人生プラン完成です。
これらの数字を計算すれば、自動的に老後に必要なお金が分かります。
老後のお金を計算する計算式
老後に必要なお金を計算していく、いろんな計算式が出てくるんですけれども、そういった計算式はNHK朝イチのホームページにも載っています。
日本人男性の平均寿命
日本人男性の平均寿命も知りたいですね。だいたい女性より4-6歳ぐらい短いですが、平成30年度の発表だと81歳だそうです。(女性は87歳)
まずは現状をしっかり把握することが重要
これも含めてこの人生プランというものを考えていくわけなんです。これはまさに現状を把握するためにあるということなんですね。
人生プランの目的
人生プランの目的っていうのは二つあります。一つは現状把握です。人それぞれ働き方とか家族構成とかライフスタイルとか違います。そしてもう一つは、「自分がどういった老後を生きたいか」。この希望っていうのを盛り込む。この二つをベースに後で「老後に必要なお金」っていうのを考えてきます。
年金予定額と手取り年金額を確認する
年金額について補足しますと、まず年金予定額っていうのは、「ねんきんネット」であるとか、年金定期便などで確認ができます。Aさんの場合は年金予定額が125万円でした。しかし、手取り年金額というのを出さなきゃいけないです。というのも、年金にも社会保険料とか税金かかってきますので、それがだいたい年金予定額に0.8から0.9をかけると出るんですが、自治体によって正確な数値は違います。Aさんの場合は0.9でした。112万円が手取り年金額とでました。ここは計算が複雑なので、一般には大体0.85ぐらいを入れて頂いたらいいかなと思います。これで人生プランが完成しました。
お金を今使うか、老後に備えるかの「バランス」が重要
今、得ている収入を、今(現役時代)の生活や楽しみと、老後の備えにどう振り分けるかというふうに考えていくのがポイントなんですよね。これとっても大事なんです。
今がやっぱり幸せじゃなきゃ嫌だし、でも、これって自分で決めるしかないんですよねね。だから今の収入を今の生活費と老後のお金って、バランスよく振り分けるって言うことがやはり人生をトータルで幸せに生きていくポイントです。
そこから、
じゃぁ、どのぐらい今から貯めなきゃいけないのか??
ということを考えます。
そのバランスの良い貯めるべきお金を出す公式というのがこちらです。
老後生活費率を入力する
これで入ってる数字はさっきのAさんの人生プランのものですね。これ180万円手取りですから、ここで現役で17年、老後30年と計算してましたよね。空欄が二つありますが、同じ数字が入ります。初めて出てくる数字ですが、「老後生活費率」というものなんです。これは今の生活費が、老後はどれぐらい減らせますか?ということです。今とまったく同じ生活を維持するんだったら、ここに1が入ります。3割ぐらい減らせるんだったら0.7が入りますよ、ということなんです。
老後に毎月必要な金額は現役世代の7割?
だいたいお子さんが成人したりとか、住宅ローンが終わったりとかすると7割ぐらいになる人が多いんです。医療費や介護などは別です。すると、Aさんの場合はもうお嬢さんも独立してますし、住宅も賃貸住宅変わらずということで、大きく変わらないだろうということで、ここに1が入るといいですね。ここまで具体的にプランを決めれると、老後に必要な資産の計算がいよいよできるということなんです。計算するとAさんの場合は0.174が出てくるということですね。
必要貯蓄率を導き出す 毎月いくら貯金が必要か分かる
これが何かと言うと、「必要貯蓄率」。今の手取りのどれぐらいを貯蓄したらバランスがいい、ということです。Aさんの場合は「今の年収の手取りの17.4%を貯蓄するとバランスがいいですよ」ということなんですね。これが出ると、つまり老後に必要なお金が計算できますよということで、こうなりました。今の手取りの年収額180万円に0.174をかけて、Aさんの場合は年間313000円を貯めなきゃいけない。派遣社員だとボーナスなど無いので、毎月2万6千円を貯めるということですね。それでそので「貯まるお金」と今の資産額を足すと、最終的に1090万円が老後に必要なお金ということが分かる、というわけなんです。
夫婦だったら2倍と考えていうことですが、家賃などは共通なので、夫婦で一緒に考えるのがいいですね。
貯金だけで貯めるのは難しい 病気も怖いけど、あとで見直せばOK
でも、お金を貯めるのは難しそう。病気のトラブルも心配
実際、貯金だけで貯めるのは簡単ではありませんが、不可能でもありません。また、なかには、「想定外のトラブルが起きたらどうしよう、病気になったららどうする?」という方もいると思うんですが、同感です。でも、私たち日本人にはすでに年金や健康保険、介護保険など国の公的保障がしっかりあります。医療費も高額療養費限度額適用認定証があるので、収入が途絶えるのは困りますが、医療費そのものが莫大な借金になる方は少ないです。ですから、あまり万が一のことを考えすぎると今の生活が苦しくなっちゃうので、「また数年後、必要に応じて計算をし直す」っていうような感覚のゆったりした気持ちでとりあえず出してみちゃって、まず節約・貯蓄や投資を始めていくことが大事だと思います。
手取り15万円でも毎月2万6千円貯金する方法
必要貯蓄額がわかりました。では、その貯蓄額までどうやって行けばいいのでしょうか?Aさんの場合は月々26000円をどのように貯めたんでしょうか。
今から2万6000円を何とか生活をきりつめてひねり出すっていう理解でいいんですか?
それは無理だと思います。でも、ちょっと考えてみてください。なんかこう貯蓄のために保険に入られてませんか?
保険入ってます。毎月35000円くらい。
実は、Aさん9年ほど前から将来に備えて二つの年金保険に加入していました。二つ合わせて毎月の支払いは35000円。つまり、既に貯蓄すべき26000円以上を老後に備えていたんです。
ということは「月1万円ぐらいはまだ余裕が出る」って言う計算になる。悲観して無理に節約して生活を切り詰める必要は無いし、「もっと効率良く貯金を増やす方法がある」とアドバイスしました。
もっと効率良く貯金を増やす方法
貯蓄先を代えればいいんじゃないかと思います。Aさん、イデコ(iDeCo)って聞いたことありますか?
名前だけは・・・
イデコ(iDeCo)とは
イデコ(iDeCo)を利用するのがいいんじゃないかなと思うんですね。イデコ(iDeCo)とは、自分でお金を積み立てて、老後のお金を作る制度です。利用する人は株や債券など、値段が変化するものをまとめた金融商品(投資信託)を、自分で選んで積み立てていきます。もちろん元本割れのリスクもありますが、積み立てた以上のお金を受け取れる可能性もあるんです。
イデコ(iDeCo)は税制上の優遇が大きい1 所得控除
さらに様々な優遇が受けられます。積み立てていくお金が所得控除の対象となるので、所得税・住民税がかかりません。つまりその後の税金が減るんですよ。Aさんの場合は年間いくら税金が減るんでしょうか?試算ですけど、これが戻ってくる税金です。年間で41400円も節税できます!
イデコ(iDeCo)は税制上の優遇が大きい2 利益も非課税
それだけではありません。通常、預貯金や株などの運用して得た利益は課税され、そのうちおよそ20%が徴収されます。年金保険でも増えた分は受け取る際に課税されてしまいます。でもイデコ(iDeCo)は利益に税金がかからないです。
お金の置き場所を変えるだけで、ここまで違いが出てくるんですね! 結果的に、今の生活を「むしろ楽になるぐらいだ」って分かって今も老後も安泰です!